或る「小倉日記」伝 松本清張

第28回芥川賞を受賞作品。小説の内容は、生まれつき片足と言葉が不自由な
田上耕作が小倉での森鴎外の足跡を辿る話。

松本清張の本は食わず嫌いなのかあまり読んでいないが、或る「小倉日記」伝は
芥川賞云々はおいといて、やはり傑作だと思いますね。上手く言えませんが、
読後、暫く後を引きます。

或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)
(1965/06/30)
松本 清張

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

沙高樓綺譚 浅田 次郎

先に沙高樓綺譚(草原からの使者)を読んだが、こっちの方が断然面白いですね。
最後の「雨の夜の刺客は」浅田次郎ならではの味が出ています。

沙高樓綺譚 (徳間文庫)沙高樓綺譚 (徳間文庫)
(2005/11)
浅田 次郎

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛   浅田 次郎

どこまでがフィクションで事実かわからないが面白いので許す。
ただ、浅田氏のエッセイ本では同じネタの使い回しが多く、
話の整合性がたまにとれなくなっている。
まあ、これだけ書いていれば仕方ないか・・・

勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛 (講談社文庫)勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛 (講談社文庫)
(2000/03/15)
浅田 次郎

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テーマ : 読書感想
ジャンル : 本・雑誌

女神 三島由紀夫

女神は昭和29年に書かれた中編小説。女は美しくなければ一文の
値打ちもないと信ずる周吾。自慢の美しい妻が空襲で顔に火傷を
おったことで、今後は自分の娘(朝子)を理想の女に育てていく話。

しかし、天人の五衰の話が出てきたり、この頃から
三島由紀夫の美に対する考え方というのは一貫しているだなぁ 
女神の他にも10編の短編が収められている。

女神 (新潮文庫)女神 (新潮文庫)
(2002/11)
三島 由紀夫

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

宴のあと 三島由紀夫

宴のあとはプライバシー権で有名になった本だが、小説としての完成度は非常に高い。
対照的な性格の雪後庵の女主人、福沢かづと元大臣の野口が互いに惹かれあい結婚する。
しかし、その後の都知事選でも、物やカネについて全く考え方の違う二人は何かにつけ
折り合わない。

ここまで価値観の違う2人をつなぎ止めていたものは果たしてなんだろうと言う疑問は、
一つは福沢かづの墓へのこだわり、という形で表現されている。結局、サソリとカエルの寓話
ではないが、その性(さが)は埋めがたく、都知事選の後、二人はそれぞれ別の道(もとの道)
を行くことになる。

三島の作品としては、言葉も平易で読みやすいと言える。

宴のあと (新潮文庫)宴のあと (新潮文庫)
(1969/07)
三島 由紀夫

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テーマ : 読書感想
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